何かいろいろ創作物を入れていこうと思います。広告変更してみた。
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人物紹介用に、バストアップ一人ずつより絵を描いた方が良いかな、と思って描き始めたもの。
…誰か色のセンスください。
いつも迷うのは服の色。
あとついでにカテゴリ増やしてみた。…増やしたというか分けたというか。
自分の呼吸音が耳障りだ。
破裂しそうな心臓を抱え、足を交互に動かす。
歩く、なんて悠長な事はしていられない。
振り返れない。
隣を、後ろを走る足音を聞きながら、ただひたすら前へと走った。
走りつづけていくうちに、一人、また一人と足音が消えていく。
恐怖に足が竦みそうだ。
けれど立ち止まれば、死を覚悟しなければならない。
否。
死んだほうがましかもしれない。
あんな所に戻るのなら。
破裂しそうな心臓を抱え、足を交互に動かす。
歩く、なんて悠長な事はしていられない。
振り返れない。
隣を、後ろを走る足音を聞きながら、ただひたすら前へと走った。
走りつづけていくうちに、一人、また一人と足音が消えていく。
恐怖に足が竦みそうだ。
けれど立ち止まれば、死を覚悟しなければならない。
否。
死んだほうがましかもしれない。
あんな所に戻るのなら。
歌。
誰が。
かすみがかった意識を浮上させる。
はっきりしない。
でも。
何だろうこの歌。
懐かしい?
聞いた事があるような気がする。
昔の事なんて、何一つ覚えていないのに。
靄が掛かったような視界を何度か瞬きをしてクリアにすると、目の前、少し離れたところに犬に似た獣が座っているのが見えた。
ふ、と歌が途切れ、獣がこちらを向く。
赤い、目が三つ。
「起きた?」
この、声だ。
歌っていた声。
少しかすれた。
ぱさりと揺れる尻尾は二本。
茶色の毛並みは波打つように綺麗だ。
「まだ寝てるんじゃないか?」
別の声が響く。
体が固まっていてそちらを見れないが、敵意のある声ではなかった。
うと、とまた意識が沈む。
「うーん。眠いみたいだ」
獣が僅かに首をかしげる。
その声を聞いて、目を閉じた。
誰が。
かすみがかった意識を浮上させる。
はっきりしない。
でも。
何だろうこの歌。
懐かしい?
聞いた事があるような気がする。
昔の事なんて、何一つ覚えていないのに。
靄が掛かったような視界を何度か瞬きをしてクリアにすると、目の前、少し離れたところに犬に似た獣が座っているのが見えた。
ふ、と歌が途切れ、獣がこちらを向く。
赤い、目が三つ。
「起きた?」
この、声だ。
歌っていた声。
少しかすれた。
ぱさりと揺れる尻尾は二本。
茶色の毛並みは波打つように綺麗だ。
「まだ寝てるんじゃないか?」
別の声が響く。
体が固まっていてそちらを見れないが、敵意のある声ではなかった。
うと、とまた意識が沈む。
「うーん。眠いみたいだ」
獣が僅かに首をかしげる。
その声を聞いて、目を閉じた。
「歪みを招くって、知ってたのか」
詰問するような彼の口調に、半ば自嘲気味に答える。
「知ってたよ。でも、それが何の違いを生むって言うの?」
挑戦的な眼差しを受け、彼は声を張った。
「違い、だと!? 自分の役目を忘れたのか!」
「忘れていない。全て承知の上で、僕は彼を連れて行ったんだもの」
彼はあまりのことに声が出ないようだった。
それはそうだろう。
僕のした事は、自身の存在理由を裏切った事に他ならないのだから。
「お前には、制約があるんじゃないのか」
「あるよ」
「なら、何故」
「できたかって?」
言葉尻を捕らえ、問い返す。
口をつぐんだ彼に笑いかけた。
いつもと同じような、表情を心がけて。
「フォリィアを神界に連れて行ったところで、歪みが派生する余裕は殆ど無かったからだよ」
彼はひどく辛そうな表情で、視線を下に落とした。
「予見どおり、そして流れどおり、もはやこの世界を支えるものは何一つ無い」
ぎくりと、彼が顔を上げる。
「私が彼を殺した時、まだあの地はあったはずだ」
「それなら僕が手を下してきた。あの地はもはや跡形も無い」
告げる、表情は笑顔のまま。
短くは無い時間をすごした。
者を、手にかけてきたと。
僕は上手く、笑顔が作れているだろうか。
詰問するような彼の口調に、半ば自嘲気味に答える。
「知ってたよ。でも、それが何の違いを生むって言うの?」
挑戦的な眼差しを受け、彼は声を張った。
「違い、だと!? 自分の役目を忘れたのか!」
「忘れていない。全て承知の上で、僕は彼を連れて行ったんだもの」
彼はあまりのことに声が出ないようだった。
それはそうだろう。
僕のした事は、自身の存在理由を裏切った事に他ならないのだから。
「お前には、制約があるんじゃないのか」
「あるよ」
「なら、何故」
「できたかって?」
言葉尻を捕らえ、問い返す。
口をつぐんだ彼に笑いかけた。
いつもと同じような、表情を心がけて。
「フォリィアを神界に連れて行ったところで、歪みが派生する余裕は殆ど無かったからだよ」
彼はひどく辛そうな表情で、視線を下に落とした。
「予見どおり、そして流れどおり、もはやこの世界を支えるものは何一つ無い」
ぎくりと、彼が顔を上げる。
「私が彼を殺した時、まだあの地はあったはずだ」
「それなら僕が手を下してきた。あの地はもはや跡形も無い」
告げる、表情は笑顔のまま。
短くは無い時間をすごした。
者を、手にかけてきたと。
僕は上手く、笑顔が作れているだろうか。
公式サイト見ながら描いたので服がさっぱりです(ォィ)
あと今の武器は確かこんなん(うろ覚え)
家門はセリファレイド。
WIZ男です。
最初声聞いたとき吹いたw
遠距離攻撃をしてくる敵が居る場所では放置すると死ぬ確率が高いんですが、その他の場所では割と平気なので放置しつつ他事やってます。