何かいろいろ創作物を入れていこうと思います。広告変更してみた。
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もっと腹黒くさせようと思ったのにそうでもなくなった。
いや腹黒いわけじゃないんですよ。
ただSなだけで(それもどうよ)
創作文、自分でわからなくなってきたのでカテゴリ分けました。
もうちょっと均一になると思ったのになぁ。
その空間に響く旋律を圧して、その声は響いた。
「猶予をやろう人の子よ。貴様の目の光はもはや我が手の内にある」
鈴を転がすような軽やかな声が、残酷な言葉を紡いでいく。
「甘く芳しい酒のような声で唄うことは許さぬ。貴様の声が届いた相手は悉く滅びゆくように! ──これは呪いぞ! さぁ受け入れるが良い! これより先、貴様は私以外の者の前で歌うな」
一方的に言い切る相手からは遠慮というものがない。
手足を拘束され、視界も閉ざされたまま歯を食いしばる。
「だが、今この時より十年やろう。もしも貴様が私の最も嫌う太陽の光を永久に扱い、操れるようになれたのなら、貴様はもはや私の前に現れずとも良い。だが出来なければ貴様は私が飽きるまで歌い続けてもらおう!」
高らかに笑い声が響いたと思った次の瞬間、彼は自分の体が浮き上がるのを感じた。
地面に触れない心許ない状態に、体が強張る。
けれどすぐに、放り出されるような浮遊間と共に空気の匂いが変わった。
何が、起きた。
声はもう聞こえない。
混乱していると、強い衝撃があった。
頬に草が当たる。
日の光が当たる感覚があって、それで外に出たのだとわかった。
現在地はわからない。
ただ全身にあたる日の光と、頬を撫でる風が感じられるだけだった。
「猶予をやろう人の子よ。貴様の目の光はもはや我が手の内にある」
鈴を転がすような軽やかな声が、残酷な言葉を紡いでいく。
「甘く芳しい酒のような声で唄うことは許さぬ。貴様の声が届いた相手は悉く滅びゆくように! ──これは呪いぞ! さぁ受け入れるが良い! これより先、貴様は私以外の者の前で歌うな」
一方的に言い切る相手からは遠慮というものがない。
手足を拘束され、視界も閉ざされたまま歯を食いしばる。
「だが、今この時より十年やろう。もしも貴様が私の最も嫌う太陽の光を永久に扱い、操れるようになれたのなら、貴様はもはや私の前に現れずとも良い。だが出来なければ貴様は私が飽きるまで歌い続けてもらおう!」
高らかに笑い声が響いたと思った次の瞬間、彼は自分の体が浮き上がるのを感じた。
地面に触れない心許ない状態に、体が強張る。
けれどすぐに、放り出されるような浮遊間と共に空気の匂いが変わった。
何が、起きた。
声はもう聞こえない。
混乱していると、強い衝撃があった。
頬に草が当たる。
日の光が当たる感覚があって、それで外に出たのだとわかった。
現在地はわからない。
ただ全身にあたる日の光と、頬を撫でる風が感じられるだけだった。
あけました。
おめでとうございます。
帰ってきたのが4時間くらい前とかそんな感じです。
ちなみに現在時刻午前三時。
勘弁してください。
今年は兎です。
もふりたい。
ということで今年も宜しくですよー。
…何も考えずに描くとこんな感じ。
つか年賀状頑張りすぎて右手が痛い。
年末年始いないのでよろしく!(何)
「狂った人しかいない世界では、狂ってない人の方が狂ってるんだよ」
歌うように彼が言う。
落書きのような地面を踏みしめて、両手を広げる。
「見てごらんよ。この地面も、空も、これが此処の常識なんだよ」
悪夢のような色をした景色を背景に、黒い布を幾重にも纏った彼が嘲笑う。
「君にとっての常識が、此処では非常識だ。判ってるんだろう?」
笑みが深くなる。
吸い込まれそうな、漆黒の瞳。
「この世界では、君こそが異常なんだよ」
歌うように彼が言う。
落書きのような地面を踏みしめて、両手を広げる。
「見てごらんよ。この地面も、空も、これが此処の常識なんだよ」
悪夢のような色をした景色を背景に、黒い布を幾重にも纏った彼が嘲笑う。
「君にとっての常識が、此処では非常識だ。判ってるんだろう?」
笑みが深くなる。
吸い込まれそうな、漆黒の瞳。
「この世界では、君こそが異常なんだよ」