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何かいろいろ創作物を入れていこうと思います。広告変更してみた。
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メッセしながら思い浮かんだのがこんな絵。
素材を使ってみたかったっていうのもある。
ていうか髪色…まぁいいか(こら

…この塗り方だと薄すぎてダメだな…。
もうちょっと考えよう。



正面顔が苦手なので練習。
…どう頑張っても反転するとおかしいっていう…。

いつもと同じように濃くしたはずなのに全然薄い…
難しいorz

「ふむ。両目が見えんのか。それは不便じゃろうて」
 言って、彼は両手で頬を包み、額を合わせた。
 何も見えない暗闇の中、染み入るような低い声が不安を和らげていく。
 手のひらに触れるのは冷たい石の床だ。
 声と視力を奪われ、何とかたどり着いたのがこの町だった。
 気配で町、と知れるだけで、実際にはどこかわからない。
 動く体力も、気力もなくなって路地で蹲っていると、いきなり足音が響いた。
 無言でしばらく立っていたその人物は、不意に動くと彼の前に近よった。
 そして今、額をつき合わせている。
「じっとしておれよ」
 手のひらの温かさが、低い声が、全身に浸透していく。
「わしの、片目を貸してやろう。おぬしの声も戻しておく。唄えはせんがな」
 す、と額が離れる。
 それを追う様に目を開け、見えることに驚く。
 視界に入ってきた人物は、痛みを堪えるような、悲しそうな目をして彼を見下ろしていた。
「おいで。こんな田舎でも、路地裏は危険じゃからな」
 差し伸べられた手をとり、立ち上がろうとして、彼はそのまま意識を失った。



塗り方をちょっと変えてみたら予想外に乙女チックな感じに仕上がりました(遠い目
違うんだ…水彩っぽくやってみたかっただけなんだ…。

もはやチートで定着しつつある右の子と、道具屋の子です。
学園設定だから洋服(ぇ

 ごと、と音を立てて竪琴が地面に落ちた。
 けれど彼にはそれを拾う余裕はない。
 苦痛に脂汗を浮かべる彼の左腕は、完全に折られていた。

「何、ソレ」
 苦痛にあえぐ アリウスに、冷ややかに声を落とす。
「アリウス……!」
 ど、と膝を突いた彼に走り寄ろうとして、ぎくりと凍りつく。
 いつの間にか、彼が近くに立っていた。
 ひょいとアリウスが落とした竪琴を拾う。
 その動作さえ優雅で、つい見とれてしまう。
「僕に、敵対しようっていうのかい? 琴がなければ無力な君が!」
 あざ笑うように竪琴を掲げる彼に、アリウスが厳しい視線を向ける。

「ねぇ、君。その目はどうしたの?」

 静かに、彼が問う。
 アリウスがぎくりと体を強張らせた。
「おかしいよねぇ? 君の両目は僕が持っているのに?」
 ゆっくりと一歩、アリウスへ近づく。
 触れるほど近くから見下ろし、瞳を覗き込む。
 隻眼の、その瞳。
 と、彼が唇の端を上げた。
 残酷な喜悦に満ちた、凄絶な笑み。
「あぁ……、そうかぁ。――彼の目だね?」
 そ、とひどくやわらかい手つきで、アリウスの頬をなでる。
 顔は笑みの形なのに、抗うことを許さない迫力があった。
「……ッ……!」
 痛みを堪え、アリウスが右手で彼の手を払う。
 一瞬彼らの視線が合った。
 次の瞬間、ばきんと音を立てて右手が折れた。
「――――ッ!!」
 アリウスが悶絶する。
 背を丸めて耐える彼を見下ろしながら、これみよがしなため息をつく。
「君は馬鹿だな。僕に逆らっても無駄だって、まだわからない? ――まぁでも許してあげるよ。……面白い、土産があることだしねぇ?」
 視線が、エクエスへと移される。
「え……」
 見つめられて足がすくむ。
 心の奥の方で警鐘が鳴り響いている。
 逃げなければ。
 けれど体は魅入られたように動かない。
 彼が近づくのを、ただ見ているしかできない。
 彼との距離はもはや触れられるほど近い。
 手が、伸びる。

「――エクエスッ!」
 アリウスの切羽詰った声が響く。
 視界に広がる白い肌を見ながら、はっきりと名前を呼ばれたのは初めてだな、とぼんやり考えていた。

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プロフィール
HN:
沖縞 御津 または 逆凪。
趣味:
絵描き文書き睡眠。
自己紹介:
のんびり人生万歳。
1日20時間ほど寝れるんじゃないかと最近本気で思う。
でもこの頃睡眠時間が1~6時間と不規則気味。ていうか足りない。
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