何かいろいろ創作物を入れていこうと思います。広告変更してみた。
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にゃんにゃんにゃん、で猫の日、らしいですよ。
ということで猫耳尻尾。
男に猫耳つけて何が楽しい!
という独断と偏見の元、おにゃのこです。
不吉だとか場所によって言われる黒猫ですが、毛並み綺麗だから好きですよ。
投稿しようとしたら一回エラーで弾かれたよ…。
「珍しいね……。君がこっちに来るなんて」
鮮やかな緑の頭を見つけて、声をかける。
彼は肩をすくめて、苦笑した。
「たまには良いだろ? 俺だって自由に動けるんだからな」
そう、と言って視線を戻す。
窓の外は相変わらずの陽気で、太陽の位置が僅かに動くだけで変化はない。
「そんなに外眺めてたって、天気はかわんねぇぞ」
「……うん」
この世界に夜はない。
いつだって太陽は空にあって、申し訳程度に雲があるだけだ。
一番太陽が傾いた後、部屋を閉め切ることで夜とする。
それは生まれた時からの習慣だった。
本物の、夜を見るまでは。
「リゼ……。夜は、綺麗だよ……」
ポツリと呟く。
「そんなに暗い空が見たいなら、また出かければ良いじゃねぇか」
「駄目ですよ」
リゼが首をかしげて言うと、別のところから却下された。
「この間もそれで丸一日帰ってきませんでしたからね。出かけるならこの仕事終わらせてください」
「……分かったよ」
仕方なく答えて、机に向かう。
「んじゃ俺も手伝うぜ」
え、と顔を上げる。
「さっさと終わらせりゃ良いんだし、二人でやれば楽だろ」
朗らかに笑って書類を何枚か抜き取る。
「……貴方もやるならこの書類も追加させてください」
ちょうど良いと言わんばかりに書類を増やされ、思わず顔を見合わせる。
「仕方ねぇなぁ。さっさと終わらせるぞ、エディウス」
苦笑して、頷く。
暗い夜が見れなくても、こうやって笑いあえたら良い。
ふとそう思った。
鮮やかな緑の頭を見つけて、声をかける。
彼は肩をすくめて、苦笑した。
「たまには良いだろ? 俺だって自由に動けるんだからな」
そう、と言って視線を戻す。
窓の外は相変わらずの陽気で、太陽の位置が僅かに動くだけで変化はない。
「そんなに外眺めてたって、天気はかわんねぇぞ」
「……うん」
この世界に夜はない。
いつだって太陽は空にあって、申し訳程度に雲があるだけだ。
一番太陽が傾いた後、部屋を閉め切ることで夜とする。
それは生まれた時からの習慣だった。
本物の、夜を見るまでは。
「リゼ……。夜は、綺麗だよ……」
ポツリと呟く。
「そんなに暗い空が見たいなら、また出かければ良いじゃねぇか」
「駄目ですよ」
リゼが首をかしげて言うと、別のところから却下された。
「この間もそれで丸一日帰ってきませんでしたからね。出かけるならこの仕事終わらせてください」
「……分かったよ」
仕方なく答えて、机に向かう。
「んじゃ俺も手伝うぜ」
え、と顔を上げる。
「さっさと終わらせりゃ良いんだし、二人でやれば楽だろ」
朗らかに笑って書類を何枚か抜き取る。
「……貴方もやるならこの書類も追加させてください」
ちょうど良いと言わんばかりに書類を増やされ、思わず顔を見合わせる。
「仕方ねぇなぁ。さっさと終わらせるぞ、エディウス」
苦笑して、頷く。
暗い夜が見れなくても、こうやって笑いあえたら良い。
ふとそう思った。
…ちょっと濃かったかな。
いとおしそう、が射通しそうで変換される今日この頃。
いとしい、じゃないのか。
そしてちょっとお題からずれた表情になった気がしないでもない。
キャラ名:セレイア
2代目現王妃。ルヴィアの妻。
少し変わった表情
配布先:原生地
君といると楽しい。
他愛ない話。
何気ない日常。
この他愛も無い毎日が、ずっと続けばいいと思う。
けれど同時に。
君の傍らで笑うその心の片隅で、僕は君を殺す方法を考えている。
俺の話で彼が笑ってくれるのがうれしい。
彼は他愛ない話でもちゃんと聞いていて、応えてくれる。
楽しい話には笑顔で。
難しい話には真剣な顔で。
けれどその目が時々。
ほんの一瞬、酷く冷たい輝きを帯びることに、俺は気づいているんだよ。
「どうして」
そんな表情をするんだ。
言いかけた言葉を飲み込み、別の言葉を紡ぐ。
「俺はお前に殺されるなら、それでも良いと思ったんだ」
「僕は君を殺したくない。君との日常が失われるのはつらいよ」
「でももう戻れない。それは、お前が一番良く知ってるだろ」
「君には知られたくなかった。……そうだね。知られてしまったから、もうきっと歯止めは利かない」
血に塗れたナイフを、彼は自分の手の延長のように扱い、指差すように突きつけた。
「僕は君を殺したくないけれど、一番殺したいのは君なんだよ」
その言葉に、俺は苦笑いで応えた。
「知ってるよ」