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ハロウィーン。
…予想外に肌色が悪くなりました。
…混ぜた茶色が全く見えないね!
まじめに描く時間と気力と体力がないので落書きで。
…これでも2時間かかってんだけど…ていうか何処でそんな時間使ってんだ…。
ひどく晴れた日の朝、彼はそんなことを言って笑った。
「殺したって死なねぇような奴が、何言ってんだ」
そこは、東の大陸の小さな村だった。
任務で寄ることの多かった場所。
そこで知り合ったのが、彼だった。
頬に一筋走る傷と、深く刻まれた皺が彼を年齢より老けさせて見える。
くわえて口が悪い。
山で会ったら山賊と間違われそうな柄の悪さの割りに、彼は人望も厚く、この村の自警団のひとりでもあった。
そして彼の家は、一人で住むには分不相応なほどに大きかった。
だからこそ、この村に来たときなどは良く泊めてもらっているのだが。
「いったいどういう風の吹き回しだ? そんなこと言い出すなんて」
「なァに。ただの気まぐれよ。てめぇはいつまでもふらふらしてそうだからな。こういう、家があっても良いんじゃねぇかって思っただけよ」
そういって豪快に笑った。
その後に何と答えたのかは覚えていない。
彼の訃報が届いたのは、それから一月もしないうちだった。
村が魔獣に襲われ、相打ちになったのだと聞いた。
「……馬鹿が……気弱なことを言うからだ」
エモノは虎徹で。
…俺が欲しい(ぇ)
爽やかな笑顔は苦手だけどいつもよりは腹黒くなく描けた…と思いたい(弱気)
最近土日に作業が出来ないので効率が悪くて仕方ない。
が、来月15日の分まっさらなのでちょっと潜ると思います。
煮詰まって↑みたいなしょうもないネタしか思いつかん。
耳障りな呼吸音。
痛いほど心臓が脈打っているのに、血液が足らなくて頭痛がする。
手足はまるで中の骨を抜いてしまったかのようにだらりとして、ぴくりとも動かない。
痛む瞼をこじ開けて視線をさまよわせる。
視界はぼやけていたが、ぼろ布のように転がるものが見えた。
強く、瞼を閉じる。
昨日まで笑ってた。
ふらりと立ち寄っただけの自分を、厭わずにもてなしてくれた。
もう、誰かに笑いかけることも無い。
ごほ、と液体を吐く。
ぬるりとした生ぬるい感触に、吐き気がした。
きっと床は血だまりだろう。
かなりの量を吐いたから。
途切れそうな意識をつないで、指先を動かす。
声を出すのは難しそうだから、あとは指くらいしかない。
回復用の陣を描こうとして、動きを止めた。
このまま。
何もしなかったら、死ねるだろうか。
目を、閉じる。
細く、長く息を吐くと、体が少し楽になった気がした。
深く深く、沈みこんでいく。
何処にもいけないと分かっていても。
ただこの脱力感に、身をゆだねていられたら。
意識の隅で、砂利を踏む重い足音を聞いた気がした。
ぱたぱたと、水の音で目が覚めた。
目を開けると、見知らぬ子供が無表情に見下ろしていた。
視線が合うと、子供は軽い足音を立ててそこから立ち去った。
入れ替わりに重い足音が響く。
「起きたか」
錆びた、声だ。
反射的にそう思った。
重々しい雰囲気のその男は、暗い眼をして一言、言った。
「生きてたのはお前だけだ」
それを聞いたとたん、胸に諦めにも似た黒い感情が沸き起こった。
硬く目を瞑ると、重い足音が遠ざかる音がした。
いくつもの顔が脳裏に浮かぶ。
涙は、出ない。
出せるわけが無い。
結局、どれだけ死の淵に立たされても、確実に致命傷は負わず、こうして救いの手がある。
自らを刃で貫いてみたところで、体には傷はできない。
死なずの呪い。
それが、自分にかかった呪いなのだから。
猫です。
最初に描いたのはもっとキモイ状態でしたが、あんまりにもアレなので書き換えました。
切り替え器の調子が悪くて何度か再起動したおかげで予想外に時間かかりました。
再起動しても直らなかったんだけどね!