何かいろいろ創作物を入れていこうと思います。広告変更してみた。
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強い衝撃を感じた。
左腕。
視線を向けると、二の腕から血が流れていた。
切られた。
けれど、この程度ならまだ問題は無い。
他の手足はまだ動く。
休んでなど居られない。
切り伏せろ。
殺せ。
動くものが何一つなくなるまで。
目の前には、彼と同じような年の少年。
考えるな。
あれは、倒すものだ――。
気がついたら、立っているのは彼ひとりだった。
周りに動きは無い。
どこか遠くで、歓声が上がっているのが聞こえる。
両手どころか全身血まみれだ。
手が滑って、持っていた剣を落とす。
荒い呼吸と、薄くなっていく意識の中で、彼の中の何かが壊れていく音がした。
左腕。
視線を向けると、二の腕から血が流れていた。
切られた。
けれど、この程度ならまだ問題は無い。
他の手足はまだ動く。
休んでなど居られない。
切り伏せろ。
殺せ。
動くものが何一つなくなるまで。
目の前には、彼と同じような年の少年。
考えるな。
あれは、倒すものだ――。
気がついたら、立っているのは彼ひとりだった。
周りに動きは無い。
どこか遠くで、歓声が上がっているのが聞こえる。
両手どころか全身血まみれだ。
手が滑って、持っていた剣を落とす。
荒い呼吸と、薄くなっていく意識の中で、彼の中の何かが壊れていく音がした。
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