何かいろいろ創作物を入れていこうと思います。広告変更してみた。
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ゴッ、と鈍い音が響いて、重いものが倒れる音が続いた。
アリアは長く息を吐くと、構えを解いて後ろを振り返った。
「もう良いわよ」
「すみません。有難うございます」
申し訳なさそうに近づいてきたレーウィスが、アリアの足元に倒れているものに視線を送る。
「こんな大物は久しぶりですね」
「そうね」
頷いて、同じように見下ろす。
熊のような大きさの魔獣は、この大陸ではあまり見たことがない。
それも、耐魔が強いものなど。
「今日はあたしも居て良かったわ。レーウィスだけじゃきっと時間かかってたし」
「そうですね。私も物理攻撃系の魔法を覚えるべきですかね……」
「物理攻撃ならあたしがいるから良いんじゃないの?」
はぁ、とため息混じりに言うと、アリアはあっさりと言って笑った。
「でもそのかわり、魔法攻撃は頼りにしてるからね!」
それに苦笑で返し、魔法を発動させる。
この近くにまだ同じ魔獣がいるなら、排除しなければならない。
ふ、とレーウィスが顔を上げる。
「あぁ、まだいますね」
「本当? 夕飯までに帰れるかしら」
「大丈夫ですよ。そんなに遠くないですから」
「じゃあ、さっさと終らせちゃいましょ」
拳を振り上げてアリアが笑う。
レーウィスは頷いて、倒れた魔獣を始末し、次の場所へ足を向けた。
アリアは長く息を吐くと、構えを解いて後ろを振り返った。
「もう良いわよ」
「すみません。有難うございます」
申し訳なさそうに近づいてきたレーウィスが、アリアの足元に倒れているものに視線を送る。
「こんな大物は久しぶりですね」
「そうね」
頷いて、同じように見下ろす。
熊のような大きさの魔獣は、この大陸ではあまり見たことがない。
それも、耐魔が強いものなど。
「今日はあたしも居て良かったわ。レーウィスだけじゃきっと時間かかってたし」
「そうですね。私も物理攻撃系の魔法を覚えるべきですかね……」
「物理攻撃ならあたしがいるから良いんじゃないの?」
はぁ、とため息混じりに言うと、アリアはあっさりと言って笑った。
「でもそのかわり、魔法攻撃は頼りにしてるからね!」
それに苦笑で返し、魔法を発動させる。
この近くにまだ同じ魔獣がいるなら、排除しなければならない。
ふ、とレーウィスが顔を上げる。
「あぁ、まだいますね」
「本当? 夕飯までに帰れるかしら」
「大丈夫ですよ。そんなに遠くないですから」
「じゃあ、さっさと終らせちゃいましょ」
拳を振り上げてアリアが笑う。
レーウィスは頷いて、倒れた魔獣を始末し、次の場所へ足を向けた。
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